「子ども映画教室」には22人の小学生が参加してくれた。
おはなし作りについて話たり、峰岸さんの即興こま撮りショーをやったりして第一部終了。
第二部は16ミリフィルムに、直接マジックで絵を描いてアニメーション作りに挑戦。
「ぜひ」と言われて僕と峰岸さんも参加した。「下手なものは作れない。一応大人だし」ってイヤなプレッシャーを感じつつ、やり始めたら夢中になって、同じテーブルの小学生のマジックを奪って描いていた。
そして最後にみんなのフィルムを上映。22人の小学生達と、取り囲む大人達の瞳に一人8秒分の映像がうつる。上手な子にも、そうでない子にも、特別参加の二人の大人作品にも、同じ分だけ拍手が送られた。なんだかとてもうれしい時間だったな。
おい、小学生達よ、俺たちはあのフィルムをみる時のわくわくを、毎日のように味わってるんだぜ。すごいだろう。
そして急ぎ足でシアターキノへ。 劇場に着くとほんとたくさんの人が「こまねこ」を観にきてくれてた。
しどろもどろの舞台挨拶をして上映開始。自分達も一番後ろで久々に「こま」を観た。楽しんでもらえてるかな。とドキドキしたけど、上映後の拍手と、その後のサイン会で、一人一人の感想をうかがえて少しホッとしました。
「こまねこ」は、これからたくさんの瞳に見つめられて、自分達のものから、お客さん達みんなの「こまねこ」になっていくんだなあ。ってしみじみ思えて、改めて映画を作ったんだって実感できた。
シアターキノや美術館、学生ボランティアや関係者の方々、そして観にきてくれた方々と子供たち、どうもありがとうございました。打ち上げで出会ったアニメーション作りに夢中なみんなも、いろいろ大変だと思うけどがんばってくださいね。札幌に行けて良かったです。ご
(上映後、キノの壁にこまねこの絵を描かせてもらいました。今度行く人は見てみてください)
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